医学速報

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糸球体係蹄壁 とは何か?

 

糸球体係蹄壁は腎臓の範囲でしか見たことがない名前ですね。

忘れがちなものだと思います。

簡単にいうと、糸球体毛細血管の壁のことです。

「なーんだ」って感じですよね。

ただ、ただの壁ではなくてちょっと複雑なんです。

だから係蹄壁なんて名前してるんです。

3層構造に分かれていて、内皮細胞、糸球体基底膜、糸球体上皮細胞の3層です。(内→外)

上皮細胞には足突起がついています。

そして、これら3つは全て濾過機能について重要な役割を果たします。

それぞれの機能は…また後日。

 

この知識は、後々ネフローゼ症候群などで使うようになっていきます。

大事(自分が忘れがち)なので、別記事にまとめました。